比叡山×戦国BASARAデジタルスタンプラリーのつづきです。
大津駅→三井寺→ベーカリーTOIRO→京阪電車 大津京駅=京阪電車=京阪電車 坂本比叡山口駅→日吉大社~山登り~比叡山めぐり(延暦寺会館・一隅会館・にない堂・峰道レストラン・横川)→おごと温泉観光公園→信玄豚丼(テイクアウト)→JR比叡山坂本駅
今回は、いよいよ比叡山の中でスタンプラリースポットを根こそぎいただきます。(※正確には、この時工事で開いていなかったガーデンミュージアム比叡は行かないことにしました。)
前回の比叡山山登りの様子はこちら↓↓
今回はいよいよ比叡山です。
比叡山エリアだけで、6スポットもあります。しかも、必須スポットが3つあって、これは絶対行かないといけない。
しかーし、このグーグルマップを見てもらったらわかると思いますが、ただ、東の端っこから北の横川地区までスポットを歩くだけでも2時間かかります。
私が延暦寺会館についたのが午前11:30。
せっかくなので、比叡山観光もしたい・・・となると、少なくとも3時間半は欲しい。
しかし、下りも歩いて山を下りようと思っていたので、午後3時には比叡山から出発しないといけない・・・もうすこし余裕が欲しい・・・
ということで、ガーデンミュージアム比叡は省略!
私は、今回スタンプラリースポットとして、延暦寺会館→★一隅会館→★にない堂→峰道レストラン→★横川中堂をまわります!★の3つが必須スポットです。(ガーデンミュージアム比叡はルートから外れるのとこの時ちょうど公開を中止していたため、今回は行きません。ガーデンミュージアム比叡のスポットは園外にあるそうなので、公開中止の場合もスポットポイントもらえるそうです。)
比叡山内は、案内がかなりあるので迷うことはないと思います。ただ、見るところがかなりあるので、事前に行きたい場所をピックアップしておいたほうがいいです。比叡山延暦寺は、まさに寺が町のようになってますので(しかもアップダウンあり)、「あ、さっきのとこ戻りたい。。。けど、あの坂上るんか~」ってことになりかねません。計画的にどうぞ。
≪延暦寺の拝観料≫
延暦寺を観光で回るためには拝観料(巡拝料)がかかります。東塔・西塔・横川共通券で大人1000円です。そのほか、国宝堂等に入るのに特別拝観拝観料が追加で必要です。
登山で上がると、え、どこで払うの?となりますが、私は東塔エリアの出口(西塔に行くまで)で払いました。どちらにせよ、西塔等に入るときには、提示が必要になりますので、どこかで払うことになるかと思いますが、共通券なので、なくさないように注意が必要です。
詳しくは比叡山のホームページでご確認ください。
延暦寺会館
まずは、延暦寺会館です。
坂本からの本坂ルートを上がってくると、一番初めに見えてくる建物が延暦寺会館なので、すぐにわかります。
宿坊・・・なんですけど、ほぼホテルです。受付もホテルっぽかった。昔はもっと・・・な施設だったんですけどねぇ。めちゃくちゃきれいになっててビックリした!!
さてさて、本来の目的(スタンプラリー)ですわ。ロビーに入って、パネルを・・・っと!!
パネルじゃねぇ!!
聞いてませんけど!w 急に立体フィギュアでした。
(こんな手法もあるの!!!とおもったけど、結果ここだけフィギュアでした。なんで???)
東塔エリアの観光
続きまして、東塔エリアの探索です。
東塔のエリアは、「THE 比叡山」て感じで、観光客も多いです。
延暦寺会館をでて、向かいにあるのが正覚院
その入り口の向かいにあるながーい階段を上がると文殊楼があります。
そこからまた、長ーい急な階段を下りると、根本中堂です。
根本中堂はただいま改築工事中。平成28年から10年間かけて改修を行っています。完成は2026年の予定。あと5年か~
でもその間も工事の様子を公開したり、今しかできない公開を行っていますので、立ち寄ったほうが良いかと思います。中に「不滅の法灯」という開創以来ともされ続けている炎があります。この炎は油で燃やしているものなので、絶対油を絶やさないように気を付けなければいけない。ということで、できたことわざが「油断大敵」らしいです。お坊さんたちの不断の努力によって、灯もそうやし、この建物が守られてきたのかと考えると感慨深いです。
根本中堂のところに、できてからの歴史が書いてあるんですけど、見てるとやっぱそのすごさが見えますよね。
もちろんはじめは平安のスーパースター「最澄」さん。私、空海さんが結構好きなのですが、やっぱこの2人って日本仏教というか、日本史における文化史、ひいては日本人の精神に多大なる影響を与えてますよね。その後の仏教スーパースターは大体比叡山で修行しているんですから。その上で、1571年の織田信長の焼き討ちですよね。そして、そこからの秀吉・徳川等による復興、現代の平和への祈りへと・・・いやー歴史をみても、まさに延暦寺の歴史が日本史!というか。すごいなと思いました。
さてさて、この根本中堂の前のゆるやかな、しかしまあまあある坂を上りますと、「一隅会館」という建物があります。参拝者用の休憩処のような建物で、食事処やお土産屋等もあります。
こちらがスポットになってます。伊達政宗さんですね。徳川さんとともに荒廃した比叡山の復興に助力したのが政宗さんらしいです。
一隅会館からバスセンター方向に歩いていくと、大講堂が。ちょうどイベントをされていました。
東塔・阿弥陀堂方向へ。最終的には西塔・横川へ行きますが、こっちからでもいけます。
すぐ上らされる・・・・階段を上ると、阿弥陀堂です。
その左側に、東塔があります。
どこも荘厳で、見ごたえのある建物ばかりですね。圧倒されます。
阿弥陀堂と東塔の間を越えていくと、東棟エリアの出口になります。
大比叡といわれる、比叡山の山頂へ行く場合は、道が分かれます。
ここから、一部東海自然歩道と京都トレイルのコースと重なります。歩きやすいハイキングロードですが、比叡山ドライブウェイを越えたり、アップダウンしたり、楽しい道です。
東塔と西塔も地図上では結構近くに見えるけど、あるくと結構あります。歩きで20分くらいです。
西塔エリア にない堂
まず西塔エリアに歩きで入るち見えてくるのが、浄土院です。伝教大師(最澄さん)の御廟です。
人の少ない西塔エリアのなかでもまた一段と人が少なく、静寂な聖域って感じです。お堂の前の白砂がきれいでした。
さて、そのまま道なりに歩いていくと、西塔の入り口(チケット確認場所)に到着です。
入るとすぐに、魔王がいた~~~~~
ここで信長ですか!!こんな比叡山の大宿敵を・・・心が広すぎませんか。延暦寺さん。。
しかも親鸞聖人の修業した場所の近くに置くって、なんか逆に喧嘩売ってる感じ?
見てるこっちがドキドキするわ!
西塔エリアに入ると、最初に見えてくるのが、「にない堂」と呼ばれる建物です。
常行堂と法華堂と呼ばれる双子の同じ形をしたお堂が廊下でつながっていて、なんだか不思議な気分になります。むかしむかしに、両堂をつなぐ廊下に肩を入れてかついだ(担った)ので、「にない堂」と呼ぶそうです。
その「になった」廊下の下を通ってまっすぐ行くと、西塔で一番大きな「釈迦堂(転法輪堂)」です。
転法輪堂
合掌
このお堂の右のほうに横川へ続くルートがあります。ここは京都トレイルのトレイル道になっていて、とりあえず、道には迷いません。案内板が結構あるので、一応注意をして歩きましょう。(別ルートへの案内の可能性がありますので、「横川」方面へ行くかは都度確認!)
ハイウェイの下をくぐる ハイウェイに沿って行く 元三大師道という案内石 こういう階段を下ります
「横川元三大師道」という案内をたどろう。途中、比叡山ハイウェイの下をくぐったりしながら、ハイウェイに沿って行きます。
と、たんたんた~んと気軽に歩けてしまうので、注意!!次のスポットが若干トレイル道から離れるので、注意です!!
京都一周トレイルの表札だと「北山11-1」の地点が上の写真です。トレイルの道は中央部の木の丸太が並べられている坂を下りていくのですが、ここで右手、水色の矢印の道へいくと「峰道レストラン」があります。途中でトイレ行きたい人とかもここで道をそれるといいと思います!
はい!峰道レストランです。
ドライブウェイ上にあるサービスエリア・レストランです。トイレもあるよ!
西塔からだと20分くらいです。まだ疲れた感じではないですが、ここもスタンプラリーのスポットなので寄ります。
名前がいかついでおなじみ!!長宗我部元親さんです!!ここで四国の雄がきましたね~~~
戦国時代に四国を平定し、その軍事力と政治で信長・秀吉と対抗した四国の雄ですよ!!
あんま関係ないのですが、私、実は、四国が大好きでして!!どこも選べないくらい好きですけど、やっぱ高知好きなんですよね~ほんとあんま関係ないですねw
さて、せっかくなので、休憩していきましょう。(疲れてないって言ったのにw)
どれどれどんなけプレミアムかみないとね 比叡山シルクアイス プレミアムバニラ
琵琶湖をのぞみならが休憩できます。
さて、トレイル道に戻ります。
トレイル道といっても、「峰道レストラン」とあるように、ここは峰道です。道はなだらかで、快適なハイキングができます。道は基本一本道なので、迷いません。
トレイル道にもどり、車道に並行する形でトレイル道があります。 まだ京都一周トレイルコース上
途中「峰辻」というポイントで京都一周トレイルとは分離します、
横川中堂の方向へ右へ。お地蔵さんがあります。京都一周トレイルへ行く人たちはまっすぐ行くので、そっちへ行く人も多いので、つられて行かないように。
峰辻の京都一周トレイルの案内板 峰辻 東海自然歩道に沿って行く 峰辻を右へ曲がると、すぐドライブウェイをくぐります。 その後も少しアップダウンはあるものの、基本歩きやすく、わかりやすい道です。
この黒いのが見えたら、もうゴールです。ちなみにこの手前で道が分かれていますが、どっちでもゴールは一緒です。
横川エリア
ということで、峰道レストランからだと30分くらいで、横川に到着です!!
横川の入り口の左に比良比叡トレイルの入り口があります。ここも行ってみたい! 横川に入るには共通巡拝券がいりますよ 郵便屋さんも来ていた。毎日大変だな。。比叡山自身たくさんの人が住んでるから、需要はそらあるよね。
横川エリア・・・・正直広いです!!しかもエリア内にアップダウン多し。なので、ちゃんと地図を見て、行く順序考えたほうがいいです。
私は、ここでデジタルスタンプラリーのチェックをして、元三大師堂によって、そのまま雄琴温泉方向へ下山します。バスで下山することを考えている人は、入り口のところまで帰ってこないといけない(最後上り坂になる)ので、注意!
この横川。東塔から一番遠いだけあって、人も少なく、エリアも多い・・・でもせっかく比叡山をめぐるのであれば、ここも来たほうがいいです。雰囲気満点!!そして、おそらく、紅葉の時期・・・ここやばいくらいきれいやと思う。
青モミジもきれいですが、紅葉したらもっとすごいと思う
横川中堂の手前に幸村さんがいました
はい!チェックポイントの「横川中堂」につきました~
真田幸村さんです。ちょっとかわいすぎるような気もしますけど。これで、必須スポット3つ目をゲットしました!ほっと一安心。。
これで、安心して、比叡山観光ができます。もうだいぶ終盤ですけど。
道は右でも左でもOK
階段を上って、横川中堂へおまいり。
そのまま鐘楼のほうへ行きます。鐘楼がドンつきにあるので、右に行って「恵心院」にも寄ってみました。静かで、きれいな場所でした。
横川鐘楼 恵心院 ここも紅葉したらすごそう 恵心院
鐘楼のほうにもどります。そのまままっすぐ行くと元三大師堂です。ずっと「元三大師道」というのをたどってきましたが、つまりはここに続く道だったということですね。
この元三大師堂はおみくじ発祥の地と言われています。
おみくじ発祥の地なんや~ひ~こおっととのんきに考えていたのですが、さすが発祥の地!予約制でした!「待ち人来たる!」みたいな気軽なおみくじじゃなかったです。
もともと「おみくじ」は、祈祷をしてもらって、お坊さんからお言葉をもらうものなんだそうです。そして、授けてもらった人の悩みにこたえるためのものなんだそうです。そりゃ、予約制ですわな。失礼いたしました・・・
この「元三大師」は、「がんさんだいし」と読みます。「がんさん」の「だいし」なんです。900年代に荒廃していた比叡山の復興を行い、比叡山の中興の祖とあがめられています。もともとは、「良源」さんとおっしゃり、「元日3日(1月3日)」に亡くなられたので、「元三大師」と呼ばれるようになったらしいです。すっごい霊力があり、人々をたくさん救ったという言い伝えのあるかたです。
その逸話の一つがこの「降魔札」。
京都の市内を歩いていると、結構このお札見るんですよね。
これは、その昔、疫病がはやった時に、元三大師様が座禅の末に自ら鬼と化し、弟子が写し取ったその姿をお札に刷って、人々に配るようにおっしゃったらしいです。これを戸口にはるとその疫病から逃れられた・・・以来、このお姿は「角大師」と呼ばれ、魔除けとしておうちに張られるようになりましたとさ。ちゃんちゃん。
まさに、この現代のような話ですね。
魔除けなんやろうなとは思っていましたが、まさかこれが比叡山のものやったとは知りませんでした。加えて、まさか、これが高僧が変化したお姿とは・・・
横川、人も少なく、緑があふれている場所でした。非常に面白かった!合掌。
これにて、比叡山ブロックは終了です。(とはいえ、まだこの後も比叡山の敷地は続くんですけどね・・・)
次回は、比叡山からの下山からの~足湯(おごと温泉)からの滋賀グルメをお送ります。
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